場違い ハニー トラップ

09.09.2020
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だよねぇ もう何回も読んでる 触手すらいむ - 10月27日. クルーニー先生はもういいと俺に着席を促す。慌てて俺の次の女子が立ち上がる。  何だ、今どこで失敗したんだ。明らかに自己紹介の後の空気感じゃなかった。何をやらかしたんだ、俺は。クソ……全然分からねえ。  クラスメイトらの自己紹介がまるで頭に入らない。マキナ、すまねえ。初戦から負けた。しかも気づかないうちに負けてた。こんな屈辱は久々だ。  拳を握っていると、窓際の最前席の生徒が立ち上がった。木葉だ。  幼馴染の自己紹介ぐらい聞いておくか、と脳内反省会を切り上げた、のだが。  見た瞬間に違和感。間違い探しとかじゃなくてアハ体験に近い。  木葉は学生服ではなく、一分の隙もないダークスーツとタイトスカートを身にまとい、スクエアフレームの眼鏡をかけていた。 「私は咲ノ芽木葉。クラスの一員であり、しかし見ての通り、もう一つの立場がある」  右手に持っていた指示棒で、彼女は虚空をぺしりと叩いた。そこに魔力が編み込まれ、半透明のウィンドウが投影される。  表示された文字は『一年A組副担任 咲ノ芽木葉』。 「ということだ。私はクラスメイトであり、そしてこのクラスの副担任も務めさせていただく。一部教科の担当やクルーニー先生の補佐が主な仕事だ。制服を着ている時の私のことは、下の名前で呼んでくれ。一年間、どうぞよろしく頼む」 「は?」  意味不明な自己紹介に、隣の席のエリーナが、思わず声を上げた。 「…………はああああああ!?

助けを求めるべく、周囲を見渡す。生徒らは完全に無視していた。二日目にしてこの順応能力、大物ぞろいだな。いいから助けろや!  最終手段として担任教師を見た。ぎゃーぎゃー騒いでいる俺たちを一瞥し、眉間をもんでから……クルーニー先生は、視線を木葉に向けた。清々しいほどのシカトだった。木葉はムスっとした表情で俺たちを見ていたが、慌てて姿勢を伸ばす。 「咲ノ芽先生、向こうは立て込んでいるようなので、先に模範例を見せていただけますか」  分かりましたと即答して、木葉が攻撃ポイントに立つ。 「……咲ノ芽先生って、やっぱり凄腕なんですかね?」  すっと近寄ってきたエリーナが耳打ちしてきた。吐息がくぐったくて、耳が熱くなる。 「ん、まあ、どうなんだろう、な」 「……いや何照れてるんですか!? 番号ください G4zr21 なんかわからんがid変わった - 10月28日 3. 都内某所。 「空振りの化身といったところか——」  円卓の中心モニターに表示されているのは、微妙に気まずい感じで通りを歩く雄介ら三名。  その中でも特にエリーナを見て、イギリス首相が茶をすすりながら嗤う。 「……何か言ったか? 言ったよな?」 「いやいや、何も」  ティーカップをソーサーに置いて、イギリス首相はゆっくりと席を立つ。 「ただ、もしも英雄と恋仲に落ちるような女子生徒がいるのなら——断じて、今映る君のところの生徒ではない」  指さされたアメリカ大統領は額に青筋を浮かべる。実に無様だと、首相は唇を歪めた。  それから前のめりになって、指を一本立てる。 「いいだろうか。男をオトすために必要なのは……すなわちサディズムだ」 「は?」 「私がたまたま目をかけている女子生徒がいるが、彼女は高貴さ、高潔さ、しなやかな鞭さばきを誇っている」 「いや今、サディズムって言ったか? あと何、鞭さばき?」  大統領の困惑をよそに、イギリス首相は画面に自信に満ちた視線を向ける。 「そんな彼女が英赤雄介君と出会ったならば! 二人は熱い恋に落ちてしまうかもしれん! ハッハッハッハ!」  その時、監視カメラの映像に動きがあった。  来やがったか、と大統領が唾をのむ中、首相は天を掻き抱くように両手を広げる。 「さあ、行くがいいッ! ——!!

戦慄していると、校舎入り口が見えた。どうやら上履きとかは特にないらしい。外履きのローファーのまま、校舎に入る。既に登校していた生徒らが、俺の顔を見て驚愕する。 「それにしても登校初日から、わたくしの寵愛を拒否する男がいるなんて」 「寵愛? それ寵愛だったの?」  愛の鞭ってか? 勘弁してくれよ。 「わたくしが嫌でしたら、一体全体どのようなレディなら寵愛を拒みませんの?」  いつの間にか隣にいたアンブローズ嬢の問いに、俺は内心でげぇっと呻いた。  今日二度目だよ、もう答えたよ。辟易しつつも、デマをとっさにでっちあげる。 「そうだなー、十三歳未満の子とかかなー」  アンブローズ嬢の表情が凍った。見れば、後ろにいた木葉とエリーナも同様だ。  また今回も迎撃成功してしまった……いい加減敗北が知りたい。  ていうか、アンブローズ嬢、お前がそのリアクションはおかしいだろ!.

散々な目に遭った。  昼食を終えて、実技訓練用の屋外アリーナに着いた頃には、俺はもう疲労困憊だった。執拗に人工呼吸をねだるレンを捌くのに体力を根こそぎ持っていかれたのだ。 「いいか諸君。退魔騎装というものは、確かに兵器だ。しかしその本質は、魔法を放つための出力装置という点にある」  クルーニー先生が前に立って、講義をしている。 「人間の身体のみよりも、退魔騎装を介した方が魔力転換効率は上昇する。退魔騎装を使う最大のメリットはこれだ」  よく知る知識を聞き流しながら両手をポケットに突っ込んだ。学生服のままだが、これは簡易な戦闘用魔導外装もこなせる代物だ。 「発動魔法効力の、現状における個人限界値を記録するため、今日は仮想ターゲットに対し攻撃魔法を撃ってもらう。武器を手に取り、それぞれの列に待機しろ」  先生が視線を横に送った。見ればスーツ姿の木葉が、大量の武具を詰め込んだコンテナを引き連れて歩いてきている。コンテナ下部の車輪を魔力で動かしているようだ。 「特注型と量産型でコンテナが違う、注意したまえ」  注意を背に受けながら、俺たちA組生徒は、パッと二手に分かれた。  右側の量産型退魔騎装、つまり学園の備品を借りる側。  左側の特注型退魔騎装、つまり——預けていた個人所有のワンオフ品を受け取る側。 「へぇ……大体あっちなのか」  顔見知りは全員、特注型のコンテナへ向かっていた。というかクラスメイトのほとんどがそっちに行った。量産型を取りに行く生徒は片手で数えられるほどだ。  眼前のコンテナに並ぶは、教科書に載っていた傑作量産型、 。一本を引き抜き、片手で持つ。そっかあ、クラスのほとんどは自分のを持ってるんだなあ。 「——いやちょっと待て向こう全員特注型持ちなのか!?

結局もみくちゃにされるがまま、俺への尊敬度が上がった。  俺の計算通りだったら——全員ハニトラなんじゃねーか! ふざけんな!. いや、胸くそwww だけどなんか好きなんだ アニーキ 世界の中心で欲望を叫ぶ。 - 10月27日 5.

………………   …………     …………     --……        --    . - 1028?             ……  .              -- ……     -- 場違い ハニー トラップ. …………   ……      ……?

結局今日も彼女を救えないまま、俺はベッドの上で目を覚ました。 「……あー」  上体を起こすと、最初に目に入ったのは、壁に掛けられた学生服だった。  あくびをかみ殺しつつベッドから下りて、寝間着のパジャマを脱ぎ、学生服に着替える。  鞄を掴んで部屋のドアを開け、ひとまず一階へ向かった。 「朝飯は……駄目だな、あんま食欲がねえ……」  キッチンをスルーして洗面所に入ると、鏡に黒髪短髪の男が映り込んだ。タレ目気味の赤い三白眼がこちらをぶっきらぼうに見ている。  髪型を手早くセット。練習の甲斐あってすぐ完了。よし。  制服にしわがないか確認。ピッカピカだ。よし。  丁寧に歯を磨く。虫歯は一つもない。よし。  鼻毛がはみ出ていないか確認。よし。  一歩引いて全身を念入りにチェック。よし! 「……不快感は与えねえ、よな?」  今日、俺は多くの人と出会う。第一印象ではとにかく不快感を与えないのが大切だ、とこの間読んだ本に書いてあった。要するに清潔感があればいいらしい。でも清潔感がない人間って何だ? ドブまみれはダメとかか? 「雄介君、はやいねー。おはよー」  その時、真横から眠そうな挨拶が飛んできた。  見れば我が同居人にして後見人である女性が寝間着姿で立っている。  スーツを着ればどこからどう見てもデキる大人の女性なのだが、こうしてだらしない恰好だとこいつほんとポンコツだな。まあ中身が実際ポンコツだから仕方ないんだけど。 「おお、おはよう、マキナ。食欲ねえから朝食はいいや」 「分かったけど、いいの? おなか空いちゃうわよ?」 「まあ大丈夫だろ、多分。お前こそ二度寝する前にさっさと食べた方がいいぞ」 「二度寝するの前提!? 木葉と二人で歩いていて気づくが、一応、すれ違う生徒はいる。  だが俺を見て、声をかけようとするたびに、木葉が的確に視線で迎撃しているのだ。人間、動き出そうとした瞬間を鋭くにらまれたら、思わず静止する。その隙に木葉は俺を急かして進んでいく。  慣れてるな。ただの補佐役じゃない。要人警護……いや、さすがにうがち過ぎか?  そう考えに耽っていると、ついに木葉の警戒を突破する生徒が現れた。 「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!」  振り向けば、先ほど激突しそうになった少女が、パンを片手に追いかけてきた。 「何ですかさっきのっ!?

収録冊子「COMIC快楽天ビースト 2015年06月号」

ハメ技じゃねーかッ!  憤激冷めやらぬ内心のまま、机に肘を置いて頬杖をつく。  すると自席に座っているレンが、くるりとこちらに振り向いた。 「ところで雄介、其方 そちら にとって好ましいパートナーの条件があれば教えてほしい」  げぇぇぇっと呻きそうになった。今日三度目だよ、もう答えに答えたよ。  辟易を通り越して無感情に、俺はまたもや嘘八百をでっちあげる。 「そうだなー、白い翼が生えてる人かなー」 「なるほど」  レンは頷いて、鞄から取り出した分厚い手帳に素早くメモった。使い古されている、ハンディサイズの辞書みたいな手帳だった。 「情報を更新。好みの異性は胸がXサイズ以上、13歳未満、白い翼が生えている、と」 「どんなモンスター性癖男だよそいつ」 「お前だが?」  木葉が半眼で俺を見た。 「あれ? 今のって通学路の会話も込み、でしたよね〜?」 「そうですわね。レンさん、貴女いつの間に聞きましたの?」  エリーナとアンブローズ嬢が顔を見合わせて、それからレンに問う。  確かにそれもそうだ。レンはぱたんと手帳を閉じて、堂々と言い放つ。 「最初から。雄介とはずっと一緒にいた。自分は雄介と同じ列車で登校している」 「…………!?

番号ください G4zr21 なんかわからんがid変わった - 10月28日. ジャンプで書いてるのは知ってたけど…ダンス漫画か読んでみよ 触手すらいむ - 10月28日. 人々にとって光、善、正義の象徴。いかに残虐な手法を用い、醜い姿をし、超常を絶する能力を有する敵だったとしても、聖剣を用いて必ず挑み打ち勝った強靭な精神。  最終的には——侵略者たちの頭領、 と呼ばれる個体を討伐するに至った。  彼の手によって、人間と魔物の戦争は終わった。  まだ世界は元通りにはなっていないけれど、誰もが必死に生きている。  人間は生き残った魔物を倒し、世界を整備し、安らかに暮らせるよう前へ進んでいる。  これは人間が世界を生きる権利を勝ち取った後のおとぎ話。  これは英雄譚が終わった、その後の英雄譚。.

とアンブローズ嬢がドアを叩く。  割と頑丈な扉に背を預け、俺はその場にずるずると座り込んだ。  しばらく無言を貫くと、やがてドアを叩く音は止み、小さな足音が立ち去っていく。  それを確認してから、俺は両手で顔を覆った。どうなってんだこれ。俺が望んだ青春はこんなんじゃなかったはずだ。ベッド下にストーカーがいるし、隙あらば俺をブタにしようとしてくる幼女がいる。考えてみればエリーナは良心的だった。もう少しあいつには優しくしよう……  俺は気力を振り絞って立ち上がる。とにかく着替えよう。  パジャマに手をかけた。  その瞬間——カチャと、鍵の開けられる音が響いた。 「…………ッ!?

上機嫌そうに隣を歩く木葉の横顔に、俺は全身の震えを隠せなかった。  都内某所。 「ヌルいな——」  円卓の中心モニターに表示されているのは、今まさに通学路を和気あいあいと歩く、英赤雄介と咲ノ芽木葉の姿だった。  それを見て、アメリカ大統領があごひげをさすりながら嗤う。 「……何か言われましたか?」 「いいや、何も」  英雄の学校生活を見守りたい! という皆の総意で、こうして学園敷地内の監視カメラから映像が流されている次第だった。その場において、アメリカ大統領はゆっくりと席を立つ。 「ただ、もしも英雄と恋仲に落ちるような女子生徒がいるのなら——断じて、今映る君のところの生徒ではない」  指さされた内閣総理大臣はあいまいに笑う。実に日本人的な反応だと、大統領は鼻を鳴らした。  それから前のめりになって、指を一本立てる。 「いいか。男をオトすために必要なのは……すなわち男ウケだ」 「は?」 「私がたまたま目をかけている女子生徒がいるが、彼女はあらゆる点において高水準、死角のない完成度を誇っている」 「いや今、男ウケって言いました?」  総理の困惑をよそに、アメリカ大統領は画面に燃え上がるような視線を向ける。 「そんな彼女が英赤雄介と出会ったならば! 二人は熱い恋に落ちてしまうかもなァ! ハッハッハッハ!」  その時、監視カメラの映像に動きがあった。  しかけてきたか、と総理が唾をのむ中、大統領は天を掻き抱くように両手を広げる。 「さあ、行くがいいッ! ——!!

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全部読んじゃった やっぱ須川勝ち組じゃん 触手すらいむ - 10月28日 6. 仲間が死んでいく感動系は結構好きだから定期的に見たくなるw アニーキ 世界の中心で欲望を叫ぶ。 - 10月27日 3. どんな告白にも勇気がいるからねぇ 触手すらいむ - 10月28日.

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ほほう、今度読んでみる 触手すらいむ - 10月28日. 忘れてるかもしれませんがねさんです 10月27日に投稿. クルーニー先生はもういいと俺に着席を促す。慌てて俺の次の女子が立ち上がる。  何だ、今どこで失敗したんだ。明らかに自己紹介の後の空気感じゃなかった。何をやらかしたんだ、俺は。クソ……全然分からねえ。  クラスメイトらの自己紹介がまるで頭に入らない。マキナ、すまねえ。初戦から負けた。しかも気づかないうちに負けてた。こんな屈辱は久々だ。  拳を握っていると、窓際の最前席の生徒が立ち上がった。木葉だ。  幼馴染の自己紹介ぐらい聞いておくか、と脳内反省会を切り上げた、のだが。  見た瞬間に違和感。間違い探しとかじゃなくてアハ体験に近い。  木葉は学生服ではなく、一分の隙もないダークスーツとタイトスカートを身にまとい、スクエアフレームの眼鏡をかけていた。 「私は咲ノ芽木葉。クラスの一員であり、しかし見ての通り、もう一つの立場がある」  右手に持っていた指示棒で、彼女は虚空をぺしりと叩いた。そこに魔力が編み込まれ、半透明のウィンドウが投影される。  表示された文字は『一年A組副担任 咲ノ芽木葉』。 「ということだ。私はクラスメイトであり、そしてこのクラスの副担任も務めさせていただく。一部教科の担当やクルーニー先生の補佐が主な仕事だ。制服を着ている時の私のことは、下の名前で呼んでくれ。一年間、どうぞよろしく頼む」 「は?」  意味不明な自己紹介に、隣の席のエリーナが、思わず声を上げた。 「…………はああああああ!?

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ワイドナショーの番組中にも…

生活と食事は切り離せないものだ。みんな昼食は弁当か食堂で済ませるが、夕食となると選択肢は多い。学園敷地内の商業地区には多くの飲食店があり、学生で賑わっている。  ただし、敷地の広さが災いし、店によってはモノレールで移動しなければたどり着けないほど遠い。そのため最も手っ取り早いのは、学生寮の一階に設置された、これまた学生食堂を利用することだ。 「ええと……どれが、美味しいんだ……」  俺は寮の食堂の注文列で、見たことも聞いたこともない料理名の羅列に目を回していた。 「雄介さん、好きな食べ物とかないんですか〜?」 「甘いの、とか」 「食べ物をお聞きしているのですが……」  俺の前に並んでいるエリーナとアンブローズ嬢が、俺の発言に白けた視線を送る。  いやそう言われても分かんねーよ。軍用レーションとかないの? 「あれなんてどうだ?」  後ろに並んでいた木葉が、メニューウィンドウの一角を指さす。ええと、何、『サバの味噌煮定食』……ええ!?

木葉と二人で歩いていて気づくが、一応、すれ違う生徒はいる。  だが俺を見て、声をかけようとするたびに、木葉が的確に視線で迎撃しているのだ。人間、動き出そうとした瞬間を鋭くにらまれたら、思わず静止する。その隙に木葉は俺を急かして進んでいく。  慣れてるな。ただの補佐役じゃない。要人警護……いや、さすがにうがち過ぎか?  そう考えに耽っていると、ついに木葉の警戒を突破する生徒が現れた。 「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!」  振り向けば、先ほど激突しそうになった少女が、パンを片手に追いかけてきた。 「何ですかさっきのっ!? なお、ハロウィンで当たったのはおっさんではなくフェリの模様 タロイモ - 10月28日. 窓から差し込まれる陽光は、カーテンとカーテンに挟まれ細切れになっていた。それは部屋全体を本とすれば、しおりのようだなと思った。  ゆっくりと身体を起こす。意識は完全に覚醒している。少し部屋の温度が高く、二度寝に誘われそうになる。 「ふあ……今日も昨日みたいに、ハニトラ共を撃退しねーとな……」  独り言を漏らしながらベッドから降り、窓へ歩く。カーテンを開ければ、見慣れない光景が広がっていた。建物を取り囲むように植えられた木々とその奥の市街地。。  ここは、兵科校舎すぐ横に建てられた学生寮。俺は風景を見ながら、簡単なストレッチで身体をほぐす。それから洗面所に行き、顔を洗った。血色は悪くない。  肩にかけたタオルで頬の水滴をふき取りつつ、俺はすっと部屋の入口に向かい、躊躇なくドアを開けた。 「おはよ、エリーナ。朝イチで衝突事故は嫌だから、普通に挨拶してくれ」  しばし待つと、そろーりとエリーナが歩いてきた。既に制服に着替えているあたり、結構待っていたのかもしれない。 「あの、その、気配察知禁止にしませんか……?」  事前に気づけてなかったら本当にカウンターで首飛ばしちゃうかもしれないだろ。  エリーナは嘆息してから、気を取り直すように頬を張って、おはようございまーすと言い俺の部屋にずかずか踏み入った。  え? なんで? 「うわあ、私物全然ありませんね。殺風景な部屋です」 「うっせーな」  言われた通り、部屋に私物はほとんどない。あらかじめ設置されたベッドに勉強机、窓際の小さなテーブルと椅子二脚。一人部屋にしては広く、小さなテーブルをずらせば、ベッド横に四、五人ぐらい座れるだろう。  部屋を見て、エリーナは俺が寝ていたベッドに腰かけ——突然、ごろんと横になった。  え? なんで!?

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